妊娠期の仕事との両立。働きやすい職場環境を作るには。
moimoiスタッフのカヨです。
前回に続き、「妊娠期の仕事との両立」の話です。
緊張する同僚への報告
同部署のメンバーへ報告するときは、とても緊張したのを、今でも鮮明に覚えています。
先輩2名がすでに育児休暇中でしたが、報告の場には子供がいらっしゃる社員は誰もいなかったこともあって、どのように受け止められるのかが不安でした。
一般的には
「まだまだ妊娠による体調の変化への理解が無い」
「妊娠による業務負荷が他の方へ一時的にかかる事によって喜んでいただけない(嫌な顔をされる)」
などなど、同僚の妊娠に対する、風当たりが強いという話は、よく耳にしていました。
実は、私もそういう場面を目の前で見た経験もあります。
だからこそ、当事者として報告する事に対して本当に緊張していました。
同僚への報告の場で伝えたこと
その場では、
- 妊娠の事実
- つわりなど体調のこと
- 業務に関すること
- フォローをしていただく機会が増えることへの感謝と謝罪
- 産休に入る時期
- 今の思い
上記のことを伝えました。
事前に簡単にメモにまとめて、伝え忘れないように手元に置いて伝えました。
反応は人それぞれ
実際、皆の前で報告すると、同僚の中には、ビックリしている方や、神妙な面持ちの方、ニコニコ喜んで聞いている方など様々でした。
メンバーも突然のことで手放しで「おめでとう!!!」だけの気持ちだけではないのも気持ちがわかります。どんなに報告の時期や流れなど段取りをしても、多少なりとも混乱はあるものかもしれません。
職場に思いやる雰囲気を作ること
その後、休暇に向けて後任を決めたり、引継ぎをしたり、と色々と調整してもらいました。
そういった日々の中で感じたのは、上司や同僚と妊娠期も仕事を気持ちよく遂行していくには、やはり私自身の仕事に対する姿勢が非常に大切だということです。(至極当然なことなのですが)
私自身、ここまで記してきたように、妊娠後は予想以上につわりに悩まされ、報告についても頭を悩ませ神経質で不安になりました。
そんな自分自身とメンバーの不安を良い方向へ導くために、私が出来ることとしては、100%の姿勢で仕事をやりきっていく日々を重ねるということだと思いました。
そうすることで、自然とお互いを支え合い、思いやる雰囲気を作ることができ、また復帰を快く待っていただける雰囲気を作ることができるのでは、と感じました。
妊娠期の仕事への取り組み方
無理は絶対に禁物ですが、
- 妊娠後も気持ちをブラさずに仕事の責任を全うすること。
- 仕方なく穴が出た場合も、必ず埋め合わせをする努力をすること。
こんな仕事人として当たり前ですが、このような芯の強さや責任感の強さが、本当に大切であろうと考えました。
終わってみると、妊娠発覚から産休に入るまでの日々は目まぐるしい変化の日々で、あっという間に嵐のように終わっていった感覚です。