妊娠期の仕事との両立。妊娠を会社への同僚にいつ伝えるか。
moimoiスタッフのカヨです。
前回に続き、「妊娠期の仕事との両立」の話です。
早く皆に伝えたい上司
上司へ報告してすぐに、つわりの症状が始まりました。
上司としては出来る限り早く、メンバーへも報告したいと考えていたように、私は思います。
というのは、つわりで、体調が悪くなり始めていたので、会社全体での、仕事の調整を、早めにした方がスムーズになるからです。
まだ知らせたくない私
会社の事情を考慮せねばならない一方で、
私個人として、もう一つ心配していたのが”流産の可能性”でした。
安定期までは流産の可能性が、他の妊娠時期に比べて高いため、早い時期に妊娠報告すると、万が一流産が起きたときには、流産のことも全員に知らせなければなりません。
これは精神的な負担が非常に大きいことでした。というのは、妊娠初期のデリケートな時期は、必要最低限の人以外には、まだ知らせたくない、というのが正直な気持ちでした。
お医者さんの見解「妊娠12週頃以降の周囲への報告が理想」
一般論として、お医者さんの意見はどうなのだろうか。
様々な患者を診てきて、相談にも乗ってきているかもしれないし、医者としての道筋としてのオススメがあるかもしれない。
そう思い、病院へ行った際に、聞いてみました。
するとお医者さんは、
「周囲には、早くても12週頃以降が理想ですね。流産の心配がグッと減る時期だから。安全をみて安定期を迎えてから、という人が実際は多いんですね。」
とおっしゃっていました。
早くても母子手帳をもらう8週目あたり
私が「それより前の報告は、早すぎますかね・・・」とポツリとつぶやくと、
「母子手帳を8週の検診が終わったらもらって来てもらうから、どんなに早くてもその後かな」
とも言っていました。
そのお医者さんの言葉も参考にして、上司とも話し合って、母子手帳をもらったあとに、他の同部署メンバーへの妊娠報告を行うことにしました。
もうすでに、つわりで体調が悪くなり、同僚からも心配され始めていたので、思っていたよりも早い時期の報告をすることになりました。
それ以外の、他部署の方へは、その後数週間経ってから、部署の上長から伝えてもらうことにしました。
上司との事前相談・共有が大切
実際に上司と打ち合わせする中で、妊娠の伝達の流れや時期、方法などは、とてもデリケートなものだと感じました。
会社の状況と本人の希望をどのように折り合いをつけて、お互い納得して少しでも気持ちよく事を運ぶのか、これには十分な話し合いとお互いの思いやりが大切だと感じます。
のちのちのことを考慮して、報告の時期、順番は上司としっかり話し合って共有しておいたのは、本当に良かったと思います。
(つづく)