「オキナワ」で会社を創るということについて。
- 創業地が重要
- 東京の一等地「東京・有楽町」で創業
- 「オキナワ」で会社を創るということ
- 理由1:個人的に好きな場所「オキナワ」
- 理由2:ワーキングマザー活躍地区「オキナワ」
- 理由3:企業誘致に積極的な「オキナワ」
- 理由4:現地のキーパーソンとの出会いがある「オキナワ」
- だから「オキナワ」
- 新しいワークスタイルをつくる
創業地が重要
会社の創業地は、個人の住所と一緒で、法的に住所として使える場所(いわゆる法人登記可能な場所)であれば、どこでもいいのだが、
ベンチャーは、創業地である、最初の場所は重要
であると思う。
東京の一等地「東京・有楽町」で創業
ぼくが最初に会社設立したとき、「場所」にはこだわり、東京の一等地「東京・有楽町」にした。その上、当時できたばかりの新しい商業ビル「有楽町イトシア」の中で、最初の会社は生まれた。
そのおかげで、会社としての信用度が他の場所で創業したよりも有利だったからか、創業して間もなく、大手の企業から、仕事案件がいろいろと来た。場所の信用度だけというわけではないが、依頼する安心感はあったのだと思う。
「オキナワ」で会社を創るということ
そして、今回の創業地は「オキナワ」。
なぜ、沖縄なのか。
今回の「保育アプリmoimoi(モイモイ)」は、インターネット・サービスの会社なので、会社の本社場所はどこでもよく、北海道だろうが、九州だろうが、東京でもいい。という前提がある。
これが、まったく違う業種で、たとえば、企業への訪問が多いとなると、「オキナワ」というわけにはいかず、東京などの都市圏となる。
そして沖縄にした主な理由。
理由1:個人的に好きな場所「オキナワ」
第1の理由は沖縄が好きだから。
とある理由で、沖縄への訪問回数が増えている。2015年は、10回以上、沖縄を訪れている。年間の累計滞在期間は1ヶ月を超えていて、年の1/12は沖縄にいたことになる。
ある時から、沖縄で会社を作ると「どうなるんだろう?」と考え始めた。たまたま、この新しい会社の企画が進展し、それならば、ということ沖縄本社計画が進んだ。
理由2:ワーキングマザー活躍地区「オキナワ」
第2の理由は沖縄が「子育て就労」が活発な地域でもあるから。
沖縄は、シングルマザーで、子供を育てながら、働くお母さんも多い。
「なぜか?」と、いろいろな人に聞いても、明確な答えというのはなく、米軍の基地があるとか、沖縄の男は働かないとか、いろいろな声が出てくる。
理由はどうであれ、それは、沖縄という地域特性の一つである。
そういう「子育て就労」が活発な地域で、「子育て・保育」分野のサポートサービスを日本全国に提供する構図が、ふと頭に浮かんだ。
理由3:企業誘致に積極的な「オキナワ」
第3の理由は、企業誘致が活発だから
辺野古への米軍基地移転で、いろいろな物議を生んでいるように、日本の他の都道府県と沖縄の違いは、米軍の存在。
現在の、基地収入、観光収入、農産物収入以外に、企業活動による税収入を増やしたいという思いもある。
そのため、企業誘致に積極的で、特区を活用した優遇税制などを作っている。
しかし、沖縄に会社を置くことの最大のネックは、日本本土との距離。モノを送ると、配送料が他よりも高くなり、モノをあつかう業種には不利となる。逆に、物流会社は、アジアに近い沖縄・那覇空港の特性を生かして、空港近くに、デポみたいな物流センターを置いていた、物流拠点を築いている。今後、こういうのが進んでいくと、国内への配送は割高だけど、国外への配送は割安になるかもしれない。
理由4:現地のキーパーソンとの出会いがある「オキナワ」
第4の理由は、人との出会い。
何回か沖縄に訪れるうちに、偶然に生じた、人との出会いも大きい。たまたま、そういう人たちが、沖縄県内でのキーパーソンだったりして、人脈構築は、東京よりもやりやすく、ビジネスの展開がしやすいと感じる。
だから「オキナワ」
他にも細かな理由はあるが、このような、いろいろな要因がからみあい、今回の「保育アプリmoimoi(モイモイ)」は「オキナワ」に創業 という流れになる。
新しいワークスタイルをつくる
「オキナワ」に本社があるからといって、いきなり「沖縄」勤務というわけではなく、当面は東京が勤務地。もう少し業務量が増えてくれば、サポートセンターなどを沖縄に置く予定。
このmoimoiのスタッフのみなさんと、新しいワークスタイルを構築しようとしていて、それが実現できると、日本全国が勤務地となる。